• 検索結果がありません。

その他の取り組み 東武鉄道社会環境報告書 2016 | 社会環境報告書 | 東武鉄道ポータルサイト

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "その他の取り組み 東武鉄道社会環境報告書 2016 | 社会環境報告書 | 東武鉄道ポータルサイト"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

35

その他の取り組み

5

社会とのかかわり ● 2016 TOBU Corporate Social Responsibility Report

 東武グループでは、すべての事業分野において環境活動を推進しながら、持続可能な社会の構

築に貢献するよう努めています。

 森林は国土の保全、水資源の涵養、災害の防止、生物多 様性の保全・形成等の様々な機能を持ち、中でもCO2を吸

収・貯蔵する機能は、地球温暖化防止に大きな役割を担っ ています。

 当社では栃木県、群馬県等に所有する社有林を適切に維 持管理しており、このうち栃木県宇都宮市の社有林にお いて、環境省が地球温暖化対策のために創設したJ-VER 制度※を活用し、地元森林組合の協力を得て実施した間

伐によるCO2吸収量について、オフセット・クレジット

(J-VER)の認証を取得しています。

 取得したJ-VERは東武タワースカイツリーや東武トッ プツアーズ等の業務やイベントで発生するCO2排出量と

のオフセット(埋め合わせ)に利用しています。

※ J-VER制度は、経済産業省が所管する国内クレジット制度と統合 し、2013年度より「J-クレジット」制度として継続されています。

 東武グループ各社では、地元自治体や団体が主催するクリーンキャンペー ン等にそれぞれ積極的に参加し、地域の環境整備に努めています。

 <蔵王ロープウエー、東武ワールドスクウェア、東武ホテルマネジメント、 東武宇都宮百貨店、東武百貨店、東武建設、東武バスウエスト、群馬ロジテム、 東海ロジテム、東武物流サービス、東武デリバリー等>

 当社では、沿線自治体との連携により、環境保全のため の様々な取り組みを推進していますが、2013年度から、 栃木県壬生町の社有林「とうぶの森 とちぎ中央」において、 栃木県企業局と協働で森林保全活動に着手しています。  2016年度の活動には当社、栃木県企業局、壬生町の職 員および家族のほか、地元小学生など約120名が参加し、 ドングリ畑の手入れ(草刈り)や果樹系苗の植樹、また環境 教育の一環として、もやかきや自然観察会をあわせて実施 しました。

森林保全とJ-VER 制度の活用

クリーンキャンペーン

沿線自治体との連携による森林保全

ーとうぶの森 とちぎ中央ー

グリーン電力の利用

 2016年6月の当社株主総会の会場運営電力をバイオマス発電によるグリーン電力で賄っ たほか、2016年3月の東武アーバンパークラインダイヤ改正により運転を開始した急行列車 (出発式当日)の運行電力をグリーン電力で賄いました。

 また、発行印刷物についても、グリーン電力の利用を推進しています。

(2)

36

社会とのかかわり ● 2016 TOBU Corporate Social Responsibility Report

その他の取り組み

5

太陽光発電事業の推進<東武エネルギーマネジメント>

日光交通 低公害バスの運行受託およびハイブリッドタクシーの導入

関越交通 路線バスのクリーンディーゼル車の採用

 東武エネルギーマネジメントでは、2016年に東武鉄道 の社有地を活用し 、太陽光発電所 2 か所(栃木県 1 か所 [栃木市]、千葉県1か所[柏市])を新設し、発電を開始し

ました。

 東武グループでは、環境の負荷低減への対策を進め、持 続可能な活力ある低炭素・循環型社会づくりの一助にすべ く、2013年7月からの東武佐野線 生駅南側土地(栃木 県佐野市)における民鉄グループ初のメガソーラー「 生 太陽光発電所」を皮切りに、東武鉄道社有地などの資産を 有効活用した「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」 による大規模太陽光発電事業に参入しています。

 2016年新設の2か所を含め、現在稼動している8か所 合計の設備容量(太陽光パネル容量)は8,970kW、年間 発電量は約969万kWh(一般家庭約2,692世帯分)、年間 CO2削減量は約4,896トン(約44万5千本のブナの木を

植林したのと同程度の効果)です。

 日光交通では、戦場ヶ原をはじめとした奥日光の湿原観 光の主要道路である市道1002号線(赤沼車庫⇔小田代原 ⇔千手ヶ浜)の一般車両乗り入れ禁止に伴い、低公害バス (所有:栃木県 運行主体:日光自然博物館)の運行業務

を1993年4月より受託しています。

 これは、奥日光へ向かうお客様の利便性向上を図るとと もに、CO2削減等による環境保全活動の一環として取り

組んでいます。

 なお、2016年3月からはハイブリッドタクシーを導入 し、「環境にやさしく、地域社会に貢献する」交通事業をめ ざしています。

 関越交通では、尾瀬国立公園の自然環境の保護および来訪者の利便性向上 のため、2016年6月11日∼10月16日の期間、地元の交通事業者(3社)と 共同で大清水∼一ノ瀬間(約3.0km)にて低公害車(クリーンディーゼル車) のバスやタクシーによる乗合運送(有料)を行いました。

 これにより、大清水における入山口としての魅力づくりに貢献するととも に、自然環境保全に努めるエコツーリズム推進活動にも寄与しています。

東武岩舟太陽光発電所

低公害バス

ハイブリッドタクシー

低公害バス

参照

関連したドキュメント

○田辺座長 有村委員から丸の内熱供給のほうに御質問があったと思います。お願いしま す。. ○佐々木氏(丸の内熱供給)

○柏木氏(LIXIL TEPCO スマートパートナーズ) それでは、株式会社LIXIL TEPCO

地域の RECO 環境循環システム.. 小松電子株式会社

6 他者の自動車を利用する場合における自動車環境負荷を低減するための取組に関する報告事項 報  告  事  項 内    

一般社団法人 東京都トラック協会 環境部 次長 前川

3R・適正処理の促進と「持続可能な資源利用」の推進 自然豊かで多様な生きものと 共生できる都市環境の継承 快適な大気環境、良質な土壌と 水循環の確保 環 境 施 策 の 横 断 的 ・ 総

3R・適正処理の促進と「持続可能な資源利用」の推進 自然豊かで多様な生きものと 共生できる都市環境の継承 快適な大気環境、良質な土壌と 水循環の確保 環 境 施 策 の 横 断 的 ・ 総

3R・適正処理の促進と「持続可能な資源利用」の推進 自然豊かで多様な生きものと 共生できる都市環境の継承 快適な大気環境、良質な土壌と 水循環の確保 環 境 施 策 の 横 断 的 ・ 総